web小説礼賛記

さらなる俺 TUEE をあなたに!

Note 1: なろうリニューアル

 なろうのトップ画面が変わりましたね。前よりも機能的で良いと思います。

 ただ、表に出ているランキングは、必ずしもアテになりません。人によって趣味が異なり、多数派の好みが反映されるのがランキングですから、当然ですね。初見の読者が好きな作品を見つけるのは、やはり難しいでしょう。

 書店よりは、ネットの方が楽に探せるかもしれませんが。

 なろう読者は増えているようですね。累計ランキングが活発に動き続けています。無職すら一位から降り、転スラが頂点に輝きました。『すら』と言うあたり、僕も無職が不動だと思っていたようです。

 無職からは、初見で強烈なインパクトを受けました。完全にアングラな作品だと思っていました。出だしの気持ち悪さったらない。読み返したら続きもキモかった。リーリャ同様、僕の記憶もすっかり浄化されていたようです 笑。でも読み終えたときは、これが一位だと確信しました。

 私的になろうで象徴的なのは、弁当箱先生のアレです。天才的な発想と、書き抜く底力を見せつけられました。同作者の音使い(連載中)は、今でも最も期待している作品です。見つけてしまったときに思ったのですが、正直、弁当箱になりたい人生だった。出会えたのが、幸運であり不運でもあるという感じです。

 なろうから出版された有名物は、ダンまちログホラこのすばあたりでしょうか。ログホラだけは、なろう版も残っています。この辺の作品は、やっぱり面白いですね。

 ここまで礼賛的してきましたが、己の真なる目標に血汗を注ごうというときに、小説に現を抜かしていいる暇があるのか、という話もあると思います。小説を読むとしても、得るものなき読書などしてたまるか、という考えもあるでしょう。

 それはそれとして、作品を探し続けることには価値があると思います。もしも読み続けることを選ぶなら、できれば本気で探した方が良いのではないでしょうか。