web小説礼賛記

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横書き用のエディタ (Win, Mac, Linux)

 結論を言うと、GUIエディタはAtomが良いと思います。

横書きエディタに欲しい機能

最低限の機能

マルチタブ

 一つのウィンドウで複数のファイルを開く機能です。

ダークテーマ(黒背景白文字)

 もしくは美しいテーマ。

文字数カウント(常に表示)

 全角スペースを除外できるとさらに良いです。

できれば欲しい機能

フォルダを開く(フォルダ内容の常駐表示)

 ほとんどのエディタにはこれが無いです。

タイプライタースクロール

 カーソルが画面外に出るとき、半ページ分スクロールする機能です。

トラックパッドが優秀なら、この機能は要らないかもしれません。

GUIのエディタ

 余白の表示が綺麗なものに限定して紹介します。また、どのエディタにも、文字数カウント、マルチタブの機能があります。Focus Writer以外には、フォルダの表示機能があります。

FocusWriter

 最も無難な環境ですが、フォルダを開く機能がありません。見た目もイマイチ。ウィンドウをクリックしても、テキストから離れた箇所だとカーソルが移動しないのも不便です。

  • Good: 黒背景白文字(など任意)
  • Good: 中央寄せ(など任意)
  • Good: 一行に任意の文字数
  • Good: タブが画面下部
  • Good: タイプライタースクロール
  • Bad: 見た目
  • Bad: ディテール

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 Qt5製です。ソースが公開されているので、プログラミングができるなら、好みの変更を加えることができます。

Typora

 markdown向けのエディタなので、改行が独特です。よほど好きでないとお勧めできません。

  • Good: 数種類の美しいテーマ
  • Bad: フォルダの表示は左サイド限定
  • Bad: markdown用のため、改行が独特
  • Bad: テーマに応じた行あたり最大文字数(変更不能

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Atom

 詳しくは、後日に専用記事で。機能的には最も優れていますが、整えるのがやや大変です。起動が遅いのも、コンピュータによっては難点になるかもしれません。

  • Good: 任意のテーマ
  • Good: 任意の行あたり文字数
  • Good: 複数のフォルダの表示(!)
  • Good: ミニマップなど
  • Good: 埋め込みのターミナル

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 文字数カウントはプラグイン経由で行います。プラグインのソースは自由に編集できるため、数行書き足せば、全角スペースなどを無視した文字数カウントにもできます。

CLIのエディタ

 ターミナル上で動きます。

Vim

 習得には時間がかかりますが、編集に強く、ジャンプや検索も得意です。画面分割など、高級な機能も(高級な機能こそ)持っています。設定すれば、マウスも普通に使えます。

  • Good: ターミナルの1タブとして使える
  • Good: アクション性のあるキー操作
  • Good: 自在なキー操作

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vim (プラグイン導入後)

 なんだかんだで小回り気が利き、快適になります。しかし、導入には、キー操作と設定ファイルの作成という二つの壁が立ちはだかります。

Emacs

 こちらも高級なエディタです。Evil を導入すれば、 Emacs でも Vim 風のキー操作が可能です。